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<痛みの主な原因>

運動後、収縮した関係筋が弛緩できず、
膝蓋骨を中心とした膝関節に関わる組織を引っ張り、
不自然な運動が神経を圧迫している状態。

※ 痛みの原因が、打撲や捻挫など外傷性のものは除く

ひざ関節を横から見た図

初期段階からの悪化に伴う箇所の変化
1.腸脛靭帯の停止腱、ひざ関節とのつなぎ点

(主に立ち仕事、歩き過ぎ、急な動作、高いところから降りるとき、最初に傷める箇所)

2.外側・内側広筋、大腿直筋の緊張(収縮)
3.長指伸筋、前脛骨筋
4.腓骨筋
5.鵞足(縫工筋、薄筋、半腱様筋)の収縮
6.ヒラメ筋、足底筋の収縮
<痛みの見分け方>

@

筋の緊張によって、関連組織が圧迫を受けて
神経に障る場合は、収縮した部分の筋の弛緩によって解消する。

A

連続的痛みを伴う行動によって、神経過敏から起こる。
(組織損傷、それらに伴う過剰反応 
《炎症の連続性による痛み》 の場合)

腫れを伴った痛みの場合、このような場合の施術は逆効果
 腫れや痛みを伴っている時は、熱を取り腫れが引いてから。

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<状態別の処置>

処置@ 冷やす、アイシング→動かさない

過度の炎症を防ぐため患部を冷やし炎症を抑える。
「熱や腫れが治まるまでサポーターやテーピングなどで固定する。
3日から4日で腫れが引く。

処置A 負荷により起こった炎症を抑える

熱や腫れが引いた後でも、一日の作業などで負荷を掛けると
まだ炎症をおこしてしまう状態。
炎症が悪化しないよう、その都度冷やす。
特に入浴後などは熱を持ちやすいため冷やすことが必須。

処置B リハビリに移行

負荷を掛けなければ、(例えば安静、睡眠中、などに)痛みを
感じなくなったら、リハビリに移行すると良い。

<ヒザ痛になりやすい職業・状況>

1.立ち仕事の多い人

2.登山、スポーツ

3.長い正座(ヒザ裏痛)

飲食店、スーパー、
コンビニ、理美容

足を降ろす時、下山時

4.長距離の運転

5.ヒザの曲げ伸ばしの不足

歩行の時、ひざを伸ばさずに歩く人
作業間に屈伸を行わない人

<ヒザ痛のリハビリテーション>

熱や痛みなどを伴っている時点でリハビリ・トレーニングは、症状を悪化します。
運動しないと固定されてしまうという考え方は全く間違った考えです。
痛みの伴うリハビリ、トレーニングは炎症を悪化させます。